一般財団法人 秋田県資源技術開発機構 保有の知的財産権について
金属微粉末の製造技術 ～化学還元法による金属微粉末の製造法～
(一財)秋田県資源技術開発機構が保有する知的財産権に「金属微粉末の製造技術」があります。この粉末を用いた導電材料などへの応用が期待されています。
金属微粉末の特徴
・金属粒の形状が球形である。
・粒径の制御（0.2～5.0μm）が可能である。
・金属粒は結晶だけでなく、アモルファス合金にもなる。
・本技術は、様々な種類の金属粉末の作製に応用の可能性がある。
・粒径の制御（0.2～5.0μm）が可能である。
・金属粒は結晶だけでなく、アモルファス合金にもなる。
・本技術は、様々な種類の金属粉末の作製に応用の可能性がある。
本技術に関する特許
| 発明の名称 | 登録日 | 特許番号 |
| (1)球状NiP微小粒子の製造方法および異方性導電フィルム用導電粒子の製造方法 | 平成22年2月5日 | 特許第4451760号 |
| (2)球状ニッケル微小粒子の製造方法および異方性導電フィルム用導電粒子の製造方法 | 平成24年3月9日 | 特許第4942090号 |
これまでの研究実績
| 平成３～７年度 | 平成８～１０年度 | 平成１１～１２年度 | |
| 研究体制 | 金属微粉末高機能化研究会 | 金属鉱業事業団との共同研究 | 独自研究 |
| 産→鉱業関連企業 | |||
| 学→大学、当財団 | |||
| 官→秋田県 | |||
| 研究内容 | ＜ビーカースケール試験＞ | ＜スケールアップ試験＞ | ＜工業化試験＞ |
| 金属微粉末の作製 Ni(ニッケル)、Cu(銅) | Ni-P、Co-P、Co-Ni-Pアモルファス金属微粉末の工業的製造法開発のため、ビーカースケール装置の60倍規模のスケールアップ試験を実施 | Ni-Pアモルファス金属微粉末の収率向上 | |
| アモルファス金属微粉末作製 | Ni-Pアモルファス金属微粉末の製品化に向けた課題解消 | ||
| Ni-P(ニッケル－りん) | |||
| Co-P(コバルト-りん) | |||
| Co-Ni-P(ｺﾊﾞﾙﾄ-ﾆｯｹﾙ-りん) | |||
| 実 績 | 金属微粉末製造方法の基礎技術を開発 | スケールアップ試験でもビーカースケールと同等の成果が得られることを確認 | 従来収率70％→ほぼ100％に向上 |
| 国際粉体工業展出展(H10) |